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長谷川 満

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第77回 知らなきゃ損する管理職者がやってはいけない新常識!

2022/06/01

「知らなきゃ損する
管理職者がやってはいけない新常識!」

という少々仰々しい
タイトルをつけてみました。


「知らなきゃ損する
管理職者がやってはいけない新常識!」

の結論は、
「後出しじゃんけんをしない」こと。


「後出しじゃんけんをしない」
とは、何か?


それは、
部下・メンバーがやったことなどに
後から「ああでもない、こうでもない」
のようなことを

言わないということです。


部下・メンバーがやったことを
後から、

「なぜ、クレームを起こしたんだ?」だったり、
「なぜ、目標達成していないんだ?」
のようなことを言われても、

当事者の部下・メンバーは、
やりたくてやっているわけではないことを

後から追及されても、何も言えないですよね。


このことは、
責任転嫁をする経営者や管理職が
やりがちのことです。


では、
「後出しじゃんけんをしない」
を具体的には、

アイデア出しの会議などで、
管理職が、会議の冒頭で、

「今日は、新しい企画を考えるので、
何でも発言してくれ!」
と言ってから会議が始まり、

ある社員が発言した内容が、
少々突拍子もないことだったとして、

管理職が、
「それは、現実的ではないよね」とか
「それは、予算がかかりすぎるよね」
のようなことを言われたら、

発言した社員は、
「今日は、新しい企画を考えるので、
何でも発言してくれ!といったのに、
発言したら否定されるんだ。
もう発言しない」

となるのではないでしょうか?


あと、前職時代の別の例で言えば、
「クレームを起こしたことは追及しない。
ただし、報告しなかったことは追及します。」

のようなニュアンスの方針がありました。


「クレームを起こしたことは追及しない。」
と方針にあっても、

ついつい追及してしまうのが、
経営者や管理職者が
行ってしまいがちのことですが、

前職時代の社長はじめ、
経営者、管理職者は、

この方針を
愚直に行っておりました。


「クレームを起こしたことは追及しない。」
と方針にあって、

このことを
愚直に実践するだけでも、

上司と部下の関係は、
良好になることは明確ですよね。