何をやってもうまくいかない時。
自分では頑張っているつもりなのに成果が出ない時。
人間誰しもそんな瞬間はあると思います。
今、野球やサッカーはオフシーズンとなっています。
毎年見られる光景ですが、契約更新されなかった選手が、
他球団との契約を目指してアピールするトライアウト。
今年も多くの選手が参加していました。
かつてレギュラーとして活躍していた選手。
高校、大学時代にスター選手として注目されていた選手。
年代別の日本代表に選出されていた選手。
多くの選手が現役続行を目指し、必死です。
アンダーカテゴリーでは自分よりも注目度の低かった選手が、
今や日本を代表する選手になっていたり、
指揮官の交代とともに出場機会が減少し、歯車が狂った選手。
年齢を重ねたことで往年のようなプレーができなくなった選手。
様々な要因があります。
トライアウトに参加した選手のインタビューで、
「うまくいかない時、どうしても矢印を外に向けてしまう。」
と発言されていました。
スポーツの世界だけでなく、ビジネスにおいても、
日常生活においてもうまくいかないことはあります。
環境が悪いから、相手が理解してくれないから、運が味方してくれないから、
と、外に矢印を向けていては何も変わりません。
自分に何が足りないのか、その事象が起こる前にできたことはなかったか。
自分に矢印を向けることで、課題解決の一歩が踏み出せると思います。
かつて恩師に、不平、不満を言う人間は必ず不幸になる。
という三不の原理原則があると教えられました。
不平を言っても、不満を言っても自らの状況は変わらず、
負の言葉が脳にインプットされて不幸に近づく。
そうではなく、どんな状況にあっても感謝を忘れないこと。
良くない状況に気づかせてくれてありがとう。
指摘してくれてありがとう。
そう感謝することで、前に進むことができるようになります。
感謝の前に不幸なし。
これからもこの言葉を胸に歩んでいきたいと思います。