見事にワールドシリーズを制しチャンピオンとなったドジャース。
このチームに今年移籍してきたのが大谷翔平選手。
投打二刀流で大活躍するも、チームとして勝てなかったエンゼルス時代。
投手でも打者でも高いレベルで1年間戦い続ける選手は、
今、世界のどこを見ても存在しません。
だからこそ、勝ちたい、優勝したい、という想いが強くあったと思います。
チームでの成績が芳しくない中、日本代表として戦ったWBC。
世界一を争う決勝戦で戦ったのはアメリカ。
最後のバッターはチームメイトのマイクトラウト選手。
こうしたビッグタイトルがかかった緊張感のある戦いをしたかったのだ、
と改めて感じた舞台だったそうで、
昨年のドジャース移籍を後押しした一因にもなっているそうです。
移籍1年目の大谷選手は、前年手術をした右肘の影響で、
今年は打者に専念することが開幕前から決まっていました。
大谷選手はインタビューで、
投打二刀流と言えど、投手をやりながら打者で成績を残すのはすごいね。
打者をやっているのに投手として成績を残すのはすごいね。
と言われている状況だと。
それが今年は打者一本で戦う。
だからこそ例年以上に打者としての結果にこだわり、チームの優勝に貢献したい。
そう話されていました。
世間の二刀流に対しての評判は、決して大谷選手が言うようなものではないと思いますが、
大谷選手のあくなき向上心が垣間見えた瞬間でした。
打者に専念したこの一年。
結果は皆様もご存知の通り、本塁打54本、盗塁59個。
歴史上、誰も達成したことのない記録を打ち立てました。
ムーキーベッツ選手やフレディフリーマン選手といった主力選手が怪我で
離脱する時期もありましたが、その状況でも大谷選手は休むことなくチームを牽引。
そして見事ワールドシリーズ制覇まで駆け上がりました。
投手復帰が見込まれる来シーズンはどんな姿を見せてくれるのか、
今から楽しみで仕方ありません。
今や大谷選手は日本の誇りだけでなく、世界の野球界の中心選手です。
その影響力は圧倒的です。
これからも怪我なく大谷選手の活躍を長く見ていたい、
そう思うのは私一人ではないはずです。
来シーズンの活躍も楽しみにしています。