この6月より、西鉄グループの中核である「西日本鉄道(西鉄バス事業部)」では、運転手の「帽子と革靴の着用義務」が解除され、足元は「スニーカーの使用を許可」する新しい制服規定が導入されました。
これは、運転手の快適性と安全性を高めるための重要なステップとのことですが、これまで西鉄バスの運転手は、夏季の厳しい暑さの中で長時間の運転を強いられることが多く、これまでの制服規定が快適な業務遂行を妨げる一因にもなっていたようです。
特に帽子の着用は、暑さ対策として不十分であり、運転手の負担増加とも見られ、運転手の労働環境を改善するために、制服規定の見直しを決定したとのこと。
新規定では、「帽子の着用は任意」であり、これからの暑い季節、少しでも快適な運転につながると良いですよね。
さらに、従来の革靴着用義務も解除され、スニーカー使用が許可されることになり、長時間の運転や立ち仕事での足の負担が軽減され、疲労を減らすとともに、より安全かつ快適に業務を遂行することが可能になりそうです。
このような柔軟な対応は、運転手の労働環境を改善し、「業務効率化・安全性向上」を図るだけでなく、「採用難への対策」とも見られています。
一方で、「鉄道職員、鉄道運転手」に関しては、引き続き帽子着用の義務が残っています。
公共交通機関で働く方々の客からの見え方も大事ですが、何より働き手の快適さを優先される世の中へ変わっていくような兆しを感じているのであります!