研修の中で受講生の方々からこんな質問がありました。
「やさしさと甘やかしの違いは何ですか?」
ここに葛藤される瞬間はないでしょうか。
ご飯を全く食べたくないと意思表示したとき。
片付けたくないと意思表示したとき。
みんなで散歩に行くときに、外に行きたくないと意思表示したとき。
子どもの気持ちを尊重しつつも、
素敵な未来に向けて前向きに声をかけたい。
私は、以下の2つの条件が備わっていたらそれは
甘やかしではなくて優しさであると考えています。
「ねらいがあること」
「相手が受け取れてること」
例えば、
「ここを伸ばしたい!」というねらいがあっても、
それを受け取れる状態ではなければ、
甘やかしとなります。
今一度保育を振り返ったときに、
以下の2つを思い返してみてください。
「その関わりや言葉にねらいがあるかどうか」
「相手が受け取れる状態にあるか、相手の発達段階に合わせた受け取りやすいものであるかどうか」
これは、保育だけではなく、対大人のコミュニケーションにも言えることだと思います。
是非振り返る指標にしてみてください!