2on2とは、2対2の4名で特定の話題について対話を行う手法のことを言います。
1対1では話しずらいことも複数名で話すことで話しやすく、
議論も深まりやすくなります。
2on2にはルールがあります。
それは、
「解決策を見出さないこと」。
こうするべきだ。こうあるべきだ。
という正論を見つけるために実施するものではありません。
課題(問題)を様々な視点で捉えて、
認識を深めたり、見えなかった部分をお互いに見ていくことができることが
ゴールとなります。
2on2でのおススメの進め方があります。
3ステップにまとめたので参考にしてみてください。
①課題の抽出⇒命名
最近園内で起こっている課題に「~おばけ」という名称をつけます。
例えば、「なまけものおばけ」
『誰かがやってくれるだろう、、、』という思いで、気づいているけど後まわしにするようなこと、ありませんでしょうか。
今回は、この事象を「なまけものおばけ」と名付けて、2on2のテーマとします。
このおばけをイラスト化してみてもいいですね^^
課題を、”おばけ”に置き換えて雰囲気をゆるめることで、
より客観的に課題を捉えることができます。
②メンバーの選定
◎ファシリテーター(話を進行していく人)
◎課題に関係のある人
◎課題に関係のある人
◎第三者の視点をもった人
この4名構成で進めるように、選定します。
③2on2の実施
ファシリテーターは、話しの着地点が解決策につながらないように、
質問をしていきます。
「~おばけについてどう思いますか?」
「~おばけについてどう感がていますか?」
「~おばけはどうして発生すると思いますか?」
「~おばけはどんなときに発生しますか?」
「~おばけはどんな問題につながりますか?
等、様々な質問をイメージしておきましょう。
また、発言者が話しているときは最期まで話を聴ききるように、
場を進行していくことも大切です。
是非こちらの3ステップを参考に、
課題の深堀ができる2on2を実施してみてください。