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長谷川 満

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第71回 中小企業が採用してはいけない人材とは?

2022/04/20

先日のYahoo!ニュースで、
面白い記事が出ていた。

『大企業出身の早期退職組でも転職まで2年
 …面接にすらたどりつけない現実』
https://news.yahoo.co.jp/articles/038a61ebdff590a37835178d88565cf7a55d7594

この記事の中では、
ミドル世代の転職に関して
書かれているのだが、

私の感覚で言えば、
大企業に所属している
ミドル世代の転職は、

1. 同規模程度で伸びている会社

2. 管理職、役員待遇の仕事

の2択なのかと感じております。


理由としては、
大企業に所属している
ミドル世代の転職は、
能力的には、幅が広く、

仕事ができる人と
できない人の差が
大きいこともあるので、

大企業から
仕組みが整備されていない
中小企業への転職は、

失敗する可能性が高いと感じます。


なので、大企業に所属している
ミドル世代の転職は、

1. 同規模程度で伸びている会社
に限る。


また、
大企業でマネジメント経験が
ある方であれば、

2. 管理職、役員待遇の仕事
での転職はありかと思う。


ここまでは、転職する側の
求職者の立場で書きましたが、

本日のタイトルにある
「中小企業が
採用してはいけない人材とは?」
ということで、

中小企業で人材採用する立場で
「採用してはいけない人材」とは?
どんな人材なのかと言うと、

『大企業で働いているミドル世代』


私も、前職時代や
クライアント先の採用面接を
行ってきた経験で、

履歴書や職務経歴書は、
一見すると良さそうに
見えるのですが、

詳しく話を聴いていくと、
求職者の方が
活躍できるイメージがわかないのです。


それは、大企業という仕組みも整っていて、
資金も人材もそろっている組織で
仕事していると

中小企業やベンチャー企業のように
ないないづくしの組織で仕事しても、
成果が出せるイメージがつかないのです。


大企業のように
できあがっている組織で
仕事をしてきた人が、

中小企業やベンチャー企業のように
自分たちで、仕組みづくりをしたり
仕事を創り出す必要がある組織で

仕事ができるかと言うと、
かなりハードルが高いように感じる。


しかも、中小企業やベンチャー企業は、
仕事がハードになるものの

報酬面では、
大幅にダウンせざるを得ないので、
なかなかマッチングすることはない。


なので、
「採用してはいけない人材」とは?

『大企業で働いているミドル世代』


採用面接では、
しっかりと人物を見抜いていかないと、
採用してからでは遅いことになる。