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長谷川 満

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第67回 ブラック企業と言われない企業になるためのたった2つのこと!

2022/03/23

「ブラック企業」という言葉は、
世の中に浸透して
誰もが使う言葉になりました。

なので、ニュースでも
よく取り上げられたりします。

以前のYahoo!ニュースでは、

『ブラック企業を辞めた4人が語る
「ブラック企業を見分けるヒント」とは』

という、求職者にとっては、
気になる記事ではないでしょうか?

私は、企業の中に入り、
非常勤の人事部長の
役割を担っておりますので、

企業側の立場で、
どうすれば、
ブラック企業と言われない企業に
なるのかを考えていきたいと思います!!

題して、
『ブラック企業と言われない企業に
なるためのたった2つのこと!』

始めま~す!

まずは、一番重要なのは、

1. コミュニケーションをとる仕組みがある

社員に「負」の感情が出てくるのは、

往々にして、
「言った言わない」だったり、
「伝えたつもり」、
「知っているだろう」
のような、

コミュニケーションのズレが
生じているからです。

また、クレームのような
お客さまがわざわざ声を
あげてくれたことに対して、

第一優先で真摯に対応する会社と、
お客さまへの対応をしなかったり、
隠ぺいしたりする会社とでは、

コミュニケーションがとれる会社なのか、
コミュニケーションがとれない会社なのか、
ハッキリと差がでます。

特に大事になるのが、
社内に「相談」できる
環境があるかどうか?です。

「相談」したときに、
話を聴いてくれる
上司や先輩なのか、

こういった小さな積み重ねが、
大きな結果になっていくわけです。

2. 可能な限り情報をオープンにしている

別の言い方をすると、
風通しの良い会社ということです。

例えば、オープンにした方がよい情報としては、
就業規則や社内規定、
経営計画(方針書)書、
社内マニュアル、
などなど。

就業規則や社内規定
を特定の人しか
見れない状態にしている
会社があります。

これは、紛れもなく、
社員には、知って欲しくない情報があるから
隠しているわけです。

あと、経営計画(方針書)書
については、
社員数が20名を超えてくると、

組織をまとめていくのに
必要になるツールです。

就業規則や社内規定、
経営計画(方針書)書、
社内マニュアル、
などは、

誰でも見れる状態にすることが
大前提になります。

隠せば隠すほど、
ブラック企業まっしぐらになります。

ちなみに、私の前の会社は、
上場する前から、

入社してからの研修で、
社長自ら決算書を2期分を公開して、
解説をしてくれていました。

私が転職して、
前の会社に入社した時、

決算書をオープンにされて、
衝撃をうけました。

私が、前の会社の社長に
「なぜ決算書をオープンにするのですか?」と
聴いたところ、

「やましいことがないから
オープンにしているんだよ。
もしやましいことがなくても、
オープンにしていなければ、

社員からは、
『何かやましいことがあるから
オープンにしていないんだ』と
思われてしまうので、
そうならないためにも
オープンにしているんだよ」と。

この言葉を聴いてから、
入社して良かったと、
強く感じました!

『ブラック企業と言われない企業に
なるためのたった2つのこと!』は、

1. コミュニケーションをとる仕組みがある

2. 可能な限り情報をオープンにしている

これらは、
決して難しいことではなく、
経営者の判断と、
社員の心がけで、
実現していくものです!!

さ~、今から一歩前進してみよう!