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長谷川 満

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第206回 仕事は、謝罪と感謝!

2024/11/20

こんにちは、社外人事部長の長谷川満です。

今回は、「仕事は、謝罪と感謝!」というテーマで
書いていきます。


一見すると矛盾するように思えるこの二つの言葉が、
実は仕事を円滑に進める上で
非常に重要なポイントになると感じています。


◆謝罪は信頼のスタートライン

仕事においてミスは避けられません。
どれだけ準備をしても、
人間である以上、失敗することはあります。


大切なのは、ミスをしてしまったときの対応です。


「謝罪」と聞くとネガティブな印象を
持つ方もいるかもしれません。


しかし、誠実に謝罪することは、
相手との信頼関係を修復し、
より強固なものにするためのスタートラインです。


謝罪が必要な場面で、それを素早く行わないと、
信頼はどんどん崩れていきます。


反対に、適切な謝罪を行えば、
相手は「この人は自分のミスに向き合う責任感のある人だ」と思うでしょう。


謝罪のポイントは3つです。

1.迅速に行うこと

ミスが分かった時点で、
すぐに相手に連絡を取ること。

時間が経つほど相手の不安や不満が大きくなります。


2.正直に認めること

言い訳は信頼を失います。

「自分に落ち度がありました」と正直に伝えましょう。


3.改善策を示すこと

同じミスを繰り返さないために、
どう改善するのかを具体的に提案すると、
相手に安心感を与えられます。


◆感謝は信頼を深める潤滑油

一方で、「感謝」は日々の仕事を円滑に
進めるための潤滑油です。


私たちは仕事の中で、
多くの人の協力や支援を受けています。


それを当たり前と思わず、
感謝を示すことで、
相手との関係はより良いものになります。


例えば、部下が努力して成果を出したとき、
「よくやったね。助かったよ」と
一言声をかけるだけで、
相手のモチベーションがぐっと上がります。


上司や同僚、取引先にも同じことが言えます。


小さな感謝の積み重ねが、
良好な関係を築く基盤となります。


感謝を伝えるときのポイントは以下の通りです。


1.具体的に伝えること

「ありがとう」だけではなく、
「〇〇してくれたおかげで助かった」と
具体的に伝えると、
より相手に気持ちが伝わります。


2.その場で伝えること

感謝のタイミングを逃さないことが大切です。

後回しにすると、感謝の重みが薄れてしまいます。


3.自然体で行うこと

無理に取り繕う必要はありません。

自分の言葉で、素直に感謝の気持ちを伝えましょう。


◆謝罪と感謝の相乗効果

謝罪と感謝を意識して仕事をすることで、
職場の雰囲気は大きく変わります。


ミスをしたときは誠実に謝罪し、
日々の業務では周囲のサポートに感謝する。


この両輪が回ることで、
信頼関係が深まり、
チーム全体のパフォーマンスも向上します。


最後に、私が日々心がけている言葉をご紹介します。

「完璧でなくてもいい。誠実であれ。」


人間はミスをするものです。


それを認めた上で、
周囲に感謝し、誠実に行動する。


この積み重ねが、私たちの仕事を
より良いものにしていくのではないでしょうか。


それでは、今日も感謝を忘れずに!
長谷川満でした。



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