先日の3月16日午後11時36分ごろ、
宮城県や福島県で震度6強を観測する地震が発生ました。
私は、テレビをつけたまま布団に入っていました。
テレビを見ていたのではなく、何となく付けていたのですが、
突然、
「緊急地震速報です。福島沖で地震です。強い揺れに注意して下さい。」
という言葉が耳に入ってきました。
一瞬、「何?」と思いましたが、すぐに身を守る行動に移しました。
まだ、テレビの地震速報や携帯地震アラームなどはありませんでした。
聞こえてくるのは、テレビからの呼びかけの声のみ。
そして、数秒後に強い揺れが、収まったと思えばまた強く長い揺れがありました。
その長い揺れの中、東日本大震災のことをふと思い出してしまいました。
しばらくして揺れが落ち着いた後、
電気はついていたので、ガスや水道のチェックを行いました。
ガスは問題ありませんでしたが、水道は出ませんでした。
お風呂場に水が張ってあるかを確認してから、携帯の充電を開始しました。
そして、地震のニュースをみながら、ふと思いました。
有働由美子アナウンサーの呼びかけがなかったら・・・
付けていたテレビのチャンネルは日本テレビでした。
画面をみていたわけではないのに、耳に飛び込んできた注意喚起の呼びかけ。
そしてとっさに反応したカラダ。
落ち着いて行動できた発端は、有働さんの声のおかげだと思いました。
あの呼びかけが慌ただしい口調であったら、もしかしたら慌てることもあったかもしれません。
どんな状況にどういった対応をするも重要ですが、
その対応する「質」も大切だと感じました。
普段に意識していないとできないことかもしれませんね。