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金山 正明

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第195回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

2025/02/02

村井 庸介様(其の3)

今回の対談は、村井 庸介様にご協力頂きました。
村井 庸介様は、社長のワガママこそ利益にする中小企業の社会番頭として、人事制度設計、DX推進、事業開発コンサルティングを提供されています。
今回は村井様が描く今後のビジョンについてお話を伺います。

金山:先週は村井様のキャリアについてお話を伺いましたが、今後描いている夢やビジョンなどあればお話し頂けますでしょうか。

社長の右腕を育てるメンター的役割を担う!

今は僕が自分で社長の右腕的となって仕事をしているんですけども、それはそれで僕としても楽しいし、食い扶持にもなるんですが、根本的な解決策じゃないなと思っているんです。
極端な話ですが、結局僕が抜けたら今までマルチに動いてたところが動かなくなっちゃって、受け入れた企業側にとっても、持続性という観点で良くないと思うんです。
なので、今年以降やっていこうと思っているのが、社内で社長の右腕になりそうな人物を見定めて、その人をしっかり右腕として育てる方向にシフトしたいと考えてます。
今までは僕が全部動いていたのを右腕候補の方に動いて頂いて、そのメンターのような関りで私がサポートする形を作っていきたいと考えています。
やっぱり継続して人を育てることを考えると、そこの会社にいらっしゃる方がそのまま社長の右腕になって頂ける方が会社の文化といった意味でも良いと思うんです。

金山:面白い観点ですね!
実際に村井さんが伴走しながら右腕を育てていくってことですよね?
社内の右腕を育てるということって、かなり課題感を持ってらっしゃる経営者の方が多いと思いますね。

すごい言い方失礼かもしれませんが、創業経営者の方って自分が成り上がりで上がってくる方が多いので、誰かの右腕として立ち振る舞うという経験をされた方が少ないと思うんです。
なので、右腕の人がこうしてくれたらいいのにというリクエストは出せるんですけど、どうやったらその人がそういう風にできるのかという道筋はよく分からないと思うんです。
僕は今まで右腕の経験をしてきているので、社長って多分こういうこと言いたいはずだから、こう立ち振る舞った方がいいよ、とかっていうことは伴奏できるはずなので、まさに創業社長や経営者ができない部分を補うという意味でやっていけたら面白いと思っています。

金山:日本の中小企業に社長の右腕が増えたら中小企業がもっと元気になりそうですね!
この度は対談へのご協力、ありがとうございました。
これから益々のご発展をお祈り申し上げます。 

今週は村井様に今後のビジョンについてお話しを伺いました。
次週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づきをお届けします。

事業概要

HP:https://yosukemurai.com/
事業内容:
・社長の右腕を育てる実践型教育
・社外番頭(COO、CXO代行)
・コンサルティング(人事制度設計、DX推進、事業開発)
・研修