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菊岡 正芳

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第33回「聴く力が役立つ、インタビューで大切なこと」

2024/05/20

コーチングのスキルを身につけ、
聴く力を高めて、望んだインタビュー。

企業様の依頼を受けて行った12名のインタビューでしたが、
確実にインタビューの能力が高まっていると感じました。

インタビューで大切なことは、
たった2つだけ。

それは「同意」と「深堀り」。

インタビュアーが使う承認と問いかけも、原則たった2つだけ。

「すごい(ですね)」
「それってどういうことですか (もっと教えて)」

同意のスキルとして、お伝えしてきた愛のソナタ。

そうなんです・なるほど・確かに
は同意を示し、相手の話に推進力を与えます。
「すごい(ですね)」には、感情が入ります。


ソナタより感情が入ることで、
相手の話を、豊かに聴き出すことにつながります。

もう一つは深堀り。
事前準備を行い、聴きたい言葉が出てきたときに、
「それってどういうことですか (もっと教えて)」
と聴くことはもちろん、

相手の話した言葉を拾って、
感情が動く場面や、体験の場面を
「それってどういうことですか(もっと教えて)」
と聴いていきます。

インタビュアーの想定外の答え・言葉・場面が返ってきたら、
“とてもおいしい”ご馳走です。

インタビューされる相手にとって、
大切なことが引き出せた、大切な気づきが確認できたこと。

お互いに「おいしい」瞬間が共有できます。

たった2つの質問で行ったインタビュー、
両者に有意義な時間になりますね。