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長谷川 満

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第168回 人事部長が会計のことを分かりやすく伝える意味

2024/02/28

組織内でのコミュニケーションは、
成功の鍵を握る。


特に、人事部長が会計のことを
分かりやすく伝えることは、
企業文化の強化、
従業員のモチベーション向上、
そして全員が経営の方向性を理解するために
不可欠である。


1.透明性の促進
まず、透明性を挙げることができる。
会計情報は企業の健康状態を示すバロメーターであり、
これを人事部長が分かりやすく伝えることで、
従業員は企業の現状と将来の方向性について
明確な理解を持つことができる。

透明性が高まることで、
信頼感が生まれ、
従業員のエンゲージメントは自然と向上する。


2.組織全体の目標理解
人事部長が会計の知識を分かりやすく伝えることで、
従業員は自分の仕事が
会社全体の経済的目標にどのように
寄与しているかを理解する。

この理解は、個々の業務に対する意義を高め、
目標達成に向けたモチベーションの源泉となる。


3.意思決定の質の向上
会計情報を理解することは、
日々の意思決定においても重要である。

人事部長が会計情報を分かりやすく伝えることにより、
従業員はコスト意識を持ち、
リソースをより効率的に利用する方法を
考えるようになる。

これは、組織全体のパフォーマンス向上に寄与する。


4.キャリアの発展
最後に、会計知識はキャリア発展のための
重要なスキルの一つである。

人事部長がこの知識を分かりやすく伝えることで、
従業員は自らのスキルセットを拡大し、
将来的により多くの機会を得ることができる。

これは、従業員のキャリアの発展だけでなく、
企業が高いレベルの才能を保持するためにも重要である。


そこで、現在、
私が所属している日本キャッシュフローコーチ協会での
キャッシュフローコーチ養成塾の横浜講座の
ファシリテーターを行っていることから、

キャッシュフローコーチ養成塾の開発者である
和仁達也先生の
新刊「コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計」を
テキストに、
『人事部長が教えるシンプルな会計セミナー』を
開催していきます。


詳細は、改めてご案内させていただきますが、
ご興味ある方は、
奮ってご参加いただければと思います。