今回も卓球の話題から。
韓国の釜山で開催されていました、卓球世界選手権(団体戦)が閉幕しました。
結果としては、
男子がベスト8
女子が準優勝(5大会連続の銀メダル)
となりました。
見事、男子も女子もパリオリンピックの出場権(団体、シングルス2枠)を獲得しました。
おめでとうございます!
共に最後の対戦相手は中国でした。
男子は、戸上選手の体調不良などがありましたが、
日本 0-3 中国
で、敗戦。
女子は、53年ぶりの世界一を目指しましたが、
日本 2-3 中国
で、惜敗。
とても見ごたえのある試合で、目が離せませんでした。
素晴らしい場面がたくさんありましたが、
特に印象に残っているのは、
伊藤美誠選手の試合後のインタビューです。
伊藤選手は、世界選手権の団体戦を4度出場していますが、(いずれも銀メダル獲得)
今回は2試合の出場にとどまり、ベンチで応援する姿がありました。
そんな伊藤選手が試合後のインタビューで、
「私が出場した中でも、過去最高に中国を苦しめたんじゃないかなって思います。私自身も本当に試合に出てる以上に楽しかった」と、振り返っていました。
プレイヤーとして第一線で活躍している伊藤選手(まだ23歳)。
自身が試合をしたいという気持ちもあったと思います。
しかし、インタビューで発した言葉には「満足感」みたいなものを感じました。
きっとチームが「一体となって戦った」ことからくるのではないでしょうか。
もちろん惜敗だったということもあるかと思いますが。
では、仕事ではいかがでしょうか?
自身がプレイヤーであってもなくても、
どうチームへ関われるか、
成果に繋がるどんな行動ができるか、
その先にしか得られないモノが、きっとあるのだと思います。
素晴らしいチームの一員として、味わいたい場面ですね。
「やっている以上に楽しかった!」