世界のイチロー選手。
私たち世代のヒーローであり、プロ野球、メジャーリーグで数々の記録を樹立したレジェンドです。
惜しまれながら引退されましたが、引退後も引き締まった体は変わらず、50歳になった今でも打球の飛距離は伸びているとのこと。
先日訪問して指導をした北海道の高校では、バッティングの見本を見せていたところ、
打球が飛びすぎて校舎のガラスを割っていました。
そのイチロー選手が引退会見で話されていたこと。
他人との比較で努力をするのではなく、自分の中の秤を持って、自分の限界に向き合い、限界を少し超えるところで努力すること。
この積み重ねが大きな成果を得る唯一の方法なのではないか、と。
自分の中の秤に向き合い突き詰めていくことが大事なのだと話されていました。
自分の中の秤が緩い、甘い人間は、どうしてもサボりがちです。
人間ですから、楽な方に流れがちです。
そこを律して自分に矢印を向けて努力し続けること。
他人との比較に悩まず、視点は自分。そして自分の中の秤でバランスを取り、限界値を少しずつ超える。
仕事における能力値を高めるのも同様なのだと思います。
自分を律して努力を重ねること。
わかってはいても簡単ではないからこそ、そこを積み重ねることができる人は頭一つ、抜け出せるのだと思います。