つい先日、某企業で社員研修を実施しました。
まずは、一人一人が自分の仕事を楽しむことが最重要だという話をしました。
もちろん、それが組織のためにもなるのですが、こんなことを社員さんにお話ししました。(ほんの一部を抜粋します)
↓↓↓
私たちは社会に出ると、人生のほとんどが仕事をしている時間です。
食べる時間・寝る時間・お風呂の時間などの『健康に生きるための時間』や『通勤などのやるべき時間』を除くと、ほとんどが仕事をしている時間。
仕事が楽しくないと人生が楽しくないってことになっちゃうんですよ!
だから、今日は真剣に『自分が、仕事を楽しむ』ということを考えてほしいんです。
で、それを考える前に、とっても有名な小話を一つ。
3人のレンガ職人のお話です。知っている方も、
改めて思い出してください。
旅人が、建築現場でレンガを積んでいる職人に「何をしているの?」と聞きました。
1人目は『見れば分かるだろう。仕事だからレンガを積んでいるんだよ』
2人目は『家族を養うために、レンガ積みの仕事をしているんだ』
3人目は『歴史に残る大聖堂をつくっているんだ!』
と、答えました。
1人目は仕事だから、と教わった通りに単純作業をしています。
2人目は生活のため、3人目は、未来のために誇りを持って仕事をしています。
全く同じ仕事でも、どう捉えるかで意味がこんなに違うんですよね。
ということで、さぁ!!次の質問に答えてください。
①今、やっている、自分のお仕事の中で、嬉しい!楽しい!って感じる瞬間はどんな時ですか?
②これから、さらにそんな瞬間を増やすために何ができますか?
③自分にとって、仕事とはなんですか?そして、何を大切にして仕事をしているか熱い想いを書いてください。
(10分間の個人作業)
ありがとうございました!では、それを4人のグループでシェアし合いましょう。
↑↑↑
このシェアの時間を十分に取りました。
一人当たり5分(グループ合計20分)で、発表→質問などと、グループ内で、お互いにインタラクティブに対話を深めていただきました。
質問から、さらに深堀したり、自分発見だけではなく仲間の新たな一面を知ることもでき・・・個人作業で、ただ考えるだけよりも、たくさんの発見があったようです。
仕事という単語の中には、仕事そのものだけではなく人間関係も含まれます。
仕事が好きでも人間関係が悪ければ辛いですし、合わない仕事でも人間関係がよければ楽しかったりしますから!
なので、この3つの質問を対話で深めて、自分発見や他者理解を通じて、それぞれが仕事を楽しむ方法を導き出すのが、とても有効です。
一人一人が『やらされ感』なく、仕事を楽しんでいる組織は、本当に強い!心からそう思います。
※無料相談実施中!
自走組織育成実績60社。
後追い営業など一切なし!
困った社員・対立・組織運営などに課題を感じている方はぜひ1on1しましょう!