シリーズでお伝えしている『自走組織の作り方』どうして私がこの35年間ずっとやり続けているのか、主な理由は2つあります。
今日は、その2つ目の理由です。
私は20代の頃、学童保育の指導員をしていました。
その頃から、既存の教育に違和感を覚えていました。
例えば、なぜあるのか理由がわからないルールを、ただルールだからと子どもたちに守らせようとしたりなど、理由のわからない『〜するべき』が多かった。
「今までずっとそれでやっているので、先生もちゃんと守らせてください!」
と言われましたが、どうしても納得できなかったんです。
これはほんの一例で、ただの慣例を考えることもなくやらせる。
その言うことを聞く子が良い子、聞かない子が悪い子。
そんな感じでした。
そこで、私はいちいち子どもたちと一緒に考え対話し、ルールなど一緒に決めていきました。
そんなことをしていたら、時間が守れない(限られた時間の中で話し合うとカリキュラム通り進めない)、そして言うことを聞かせられないダメ先生として叩かれました。
それでも貫いていたら、子どもたちが変わってきたのです。
喧嘩の仲裁などにいちいち入らなくても話し合いができるようになったり、行事などでも『やらされ感』ではなく、みんな参加型で楽しんで進めるように!
このように、当時は自分の違和感から始まった取り組みでした。結果的に『コントロールではない教育(ありのままを受容する関わり)』を試行錯誤し、現場で実践し、失敗もたくさんありましたが、成果もたくさん出してきました。
それから、我が子の教育、そして人材育成でも、同じ『在り方』で取り組んできました。
もうこれが私の人生を通じての役割、天職なんだって実感しているからです。
さらに、ありのままを受容する関わりで、対話を深めることで・・・。
私は、親との確執も解決しましたし、DVの元夫とも今は友達です。
そして、息子とも、すごくいい関係で楽しく暮らしています。
また、多くの問題社員を解決したり、多くの企業に入って、社員たちが成長し目標達成しています。
公私共に、もうそれが本当に嬉しくて嬉しくて。
私の喜び!だから社会に出てから35年以上、ずっと実践し続けているんです。
これが理由の2つ目です。
相手を「やるべきだ!」などとコントロールするよりも、自発的にやりたくて、どんどん努力しちゃったら成果って出ますよね!(しかも楽)
そんな関わり方ができたら、成果も感謝も循環します。
それをこれからも広めて行きます!