職員が今どんなことに悩んでいるか、
どんなことを課題にしているか、
把握してらっしゃいますでしょうか?
現場の様々な業務に対応しながら、
職員の個々の悩みや課題を把握していくのは
大変ですよね。
そこで、おすすめするのは、
匿名アンケートの実施です。
個人が特定されず人事評価にも反映されないものであることを公言することで、
本音に近い情報を得ることができます。
一方で、匿名であることを活用して、
結果として厳しい言葉が返ってくるかもしれません。
誰しも見たくない部分ではありますが、
そこは想定した上で、“伸び代”と捉えながら、
アンケートを活かした施策を考えることに注力しましょう。
回答しやすさと管理のしやすさを考慮して、
Web上のアンケートツールを活用することを推奨いたします。
アンケート項目は、
1から10段階評価の数値と深堀する記述を組み合わせながら作成しましょう。
いきなり記述からスタートすると書きにくいので、
10段階評価の数値を前半にもってくることをおすすめします。
また、アンケートを1回だけではなく、
例えば半期に1回ごとに定点観測することによって、
組織の変容と新たな課題の発掘、
そしてよかった施策の見極めが可能となります。
次回は具体的なアンケート項目をご紹介していきます。