米国、動画配信サービス大手「ネットフリックス」の人事制度や組織風土を解説した書籍
『NO RULES世界一「自由」な会社』が話題です。
同社では、就業時間が決められておらず、休暇を取る際の申請も不要。
さらには、上司が部下に命令を与えることすらありません。
『本当に才能のある人たちは「自由」を求めている。
彼らは邪魔をされずに仕事をしたい。
だから「とてつもない自由度」のある環境をつくり「卓越した能力」のある従業員を惹きつけてきたのです』と創業者であるCEOリード・ヘイスティングは語ります。
ルール不要な組織にも関わらず、2020年12月期の売上高は前年比24%増「約250億ドル(約2兆7,000億)」で、毎年2~3割増の成長を続け、今や全世界で2億人を超えるユーザーを魅了しているのです。
そんな「次世代進化型組織」の活躍ぶりは、世界中の注目を集めています。
そんな折、某日系大手の人事部長Yさんとの打合せ時に
「ネットフリックスの本、読んだ?大胆で面白い取組みだよね」と投げかけられ、盛り上がりましたが、
真剣な表情で、「これからの時代、僕らのような旧態依然とした組織じゃ、取り残されていくんだろうね。
根底からの改革が必要だよね」と危機感たっぷりに話されたYさんの言葉が印象的でした。
日本の大手でも「新たな組織体」が当たり前のように出現してくるのでしょうね。