HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

加倉井 正和

ホーム > 加倉井 正和 > 記事一覧 > 第94回 介入

第94回 介入

2022/09/27

今回のテーマ、決して「ゴジラ」とは関係ありません。
ごじら→かいじゅう→かいにゅう。。。。。
こんなつまらないギャグ、私の研修でも体験できます。


2022年9月22日、
24年ぶりに政府・日銀がドル売り円買いの市場介入に踏み切りました。

介入とは、
間に入り込むこと。 問題や事件などに割り込み、関りを持つこと。
などの意味です。

体験型研修では、基本的に受講者チームに介入することはありません。
あくまでも自分たちがメンバーと一緒に問題を解決していくからです。
ですので、時間制限がある課題でない限り、1つの課題に使う時間もチームによって違います。

例えば、チーム内で言い争いが起きて険悪なムードになっても、介入せずにじっと状況を見守っています。
やれることとすれば、「仕掛け」をすることぐらい。
その時のチーム状況にもよりますが、あえて身体接触する課題とか、メンバー全員とのコミュニケーションが必須な課題などを実施して関係性の進展をうかがいます。

体験型研修の醍醐味は、チームが育っていく過程を体験できることです。
どんなことが起きて、どのように解決したか、その時のメンバーは何を思ったか、などなど。
起きた事実をしっかりと振り返ることができます。
そして、その振り返りから気づきを得ることで、自身の仕事環境へ活かすことができます。

介入せずにじっと状況を見守るなど、研修だからできることかもしれません。
業務状況によっては、なんでも介入して指示を出すこともあるかもしれません。
もしかしたら介入しなくても良い場面もあるかもしれません。

介入するタイミング、とても重要なことだと改めて思いました。