というお話をさせていただきました。
リーダーであるあなたの最大の役割は、
「人(部下)の力を借りて最大の成果を上げること」。
そして、部下に、
「リーダーであるあなたのためにも目標を達成しよう!」
このように思ってもらうことが大切で、
そのためにマネジメントが必要なのです。
何度も言いますが、
言葉の意味が曖昧だと行動も結果も曖昧になります。
ですので、言語化することで行動と結果につなげて
いきます。
マネジメントとは、
「理想、あるべき姿へ導くこと」
なのですが、大前提は、部下との関係性ができていること。
関係性ができていなければ、力を借りることはできませんし、
あなたのために力を発揮してくれることはありません。
関係性ができているからこそ、お互いを信頼しあって
力を借りられたり、力を発揮してくれたりするのです。
特に、女性と仕事をするときには関係性がすごく大事。
500人以上の女性をマネジメントしてきた経験から
そのように思うのです。
では、どんなマネジメントをすればいいのでしょうか?
私が考えるマネジメントとは次の通りです。
「人間関係・信頼関係をつくり、
能力を100%発揮してもらえるように働きかけること」
これが私が考えるマネジメントです。
マネジメントの第一歩は、人間関係・信頼関係づくり。
もし、関係性ができている人とできていない人から
同じことを言われたら、どちらの言うことを
聞きますか?
もちろん関係性ができている人と思います。
人は理屈やテクニックでは動きません。
頭ではやったほうがいいとわかっていても
感情(心)が動かなければ動きません。
特に女性はこの傾向が男性より強いです。
だから、部下の感情(心)を動かすためにも
まずは、人間関係・信頼関係をつくることが
とても大切です。
その上で、部下が力を最大限に発揮できる
働きかけを行うのです。
人間関係・信頼関係をつくること、
力を最大限発揮できる働きかけを行うこと、
は容易ではありません。
もちろん、口先だけでは見透かされてしまいます。
では、どのようにすればいいのでしょうか?
このことについては、また次回お話させていただきます。