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加倉井 正和

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第275回 早売り

2026/03/17

今回のテーマ「早売り」。
この言葉を聞いて、何を想像しますか。

モノを安く買う「安売り」ではありません。
○日以上前の予約「早割り」でもありません。

早くモノを手に入れること!
そう!
「フライングゲット(略してフラゲ)」
です!

「フライングゲット」といえば、AKB48が2011年8月24日発売した22作目のシングル楽曲。
恋の始まりを「発売日前の入手」になぞらえた疾走感溢れる恋愛ソングです。
相手の心(恋心)を正式な告白よりも先に、誰よりも早く手に入れたいという独占欲や情熱を、ラテン調のハイテンションなリズムに乗せて表現しています。 
ちなみに、歌詞にある「ラブ・フラゲ」は「ラブ・くらげ」ではないのでご注意を!

という情報ではさておき。

今回のテーマにしたいのは、
正規の発売日より1日以上早く購入する(販売する)行為。

この「早売り」が少し前に問題になったのは、世界に誇る日本の文化「漫画」。
特に週刊誌は、「公式発売日」と「店頭販売日」が違う現状があります。
理由としては、全国の販売店へ発売日に確実に行き渡らせるために少し早めに配送されるからです。
それを店舗によっては、販売してしまうことで「早売り」となってしまいます。
特に違法ではなく、出版業界の慣習として黙認されているようです。

私も子どもの頃に、フライングゲットしていた記憶があります。

その「早売り」を利用して、ネット上にアップロードした「早バレ」をしたことが問題となりました。
学校や友達への「ネタバレ」程度では済まず、「著作権法違反」の犯罪になり得ます。
早く手に入れることではなく、それを「どのように扱うか」が問題です。

「発信する」ことが気軽にできる今日。
「バズる」ことで、ビジネスチャンスが生まれていく現在。

発売日前に漫画を入手して自分だけで楽しんでいた時代と変わって、すぐに他者と共有できるようになった現在。

情報が溢れている当たり前のデジタル社会。
「取り扱い」に注意することも必要かもしれませんね!

最後になりましたが、
67年前の今日(1959年3月17日)、日本初の少年向け週刊誌『週刊少年マガジン』と『週刊少年サンデー』が発刊されました。

発売当時は小説が多かったようですが、現在の漫画文化への功績に乾杯です!

ちなみに、『週刊少年ジャンプ』の創刊は、1968年7月11日です。

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