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豊岡 厚惠

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第30回  先ずは ねぎらいから

2022/03/02

前回
経営者自ら、または管理職である上司に皆さんが、
普段の言葉を変えたり、また愛ある言葉を社員さんに発することで、社員スタッフに変化が現れ、モチベーションが上がり、売上げが上がっていったということをお話しいたしました。

愛ある言葉を発するだけで、社員さんが変わっていくとしたら、
こんなに簡単なことはないですよね。

そうはいっても、いきなり、愛ある言葉などかけにくい・・・
社員から、怪訝な顔をされるに違いない

などと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時、
まず最初にしていただくと良いことをお伝えしますね。

愛の言葉、

要するに、「感謝」の思いが言葉に表れるということです。

まず、

「ねぎらう」ことです。

例えば

お茶を入れてくれた、
➡「いつも美味しいお茶いれてくれてありがとう」

頼んだことをしてくれた
➡「ありがとう お陰で助かるよ」

遅くまで仕事をしている
➡「いつも遅くまでご苦労様」

ほかにも、
 
「大変だったね、ご苦労様」
「よくやってくれたね、助かりました」 

といった 労いの言葉こそが

社員スタッフの心の栄養となり、次の原動力になるのです。

仕事なんだから当たり前、お給料もらっているのに いちいちありがとうなど言う必要はないと思っていませんか? 

当たり前でも「ありがとう」を言う習慣をつけることです。 

言い続けることで相手との関係性が変わるばかりか、
周囲とご自身の変化にも気づかれることでしょう。 

その時の「言い方」にも気を付けてくださいね。

言葉通りの表情や態度

そして、声のトーンで、

「いつもありがとう」

言葉通り、

というのは、

「いつもありがとう」といっているのに

表情が真顔や怖い顔だと、

その言葉自体の意味が伝わらないということです。

わざとらしくいったり、照れながら言ったりすると、

本心が伝わらないこともありますので

注意が必要ですね。

本当に、思って言葉にする。

ということが大切です。

たったそれだけのことで、社員が元気になってくれるのでしたら
ねぎらうことを、すぐにでも初めて見てください。

もちろん、
一度や二度、したからと言ってかわるものではありません。

最低でも1か月、しっかり言い続けてみてください。

あなたはありがとうの出し惜しみをしていませんか?

今回も、最後までご覧いただきありがとうございます。