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長谷川 満

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第59回 人材育成を成功させる3つの柱!

2022/01/26

今回は、予算も時間も限られている中小企業が、
人材育成を成功させるための
3つの柱についてご紹介いたします!!

まず1つ目の柱は、
「学ぶ姿勢の構築(マインドセット)」です。

経営者とは違って、大半の社員の方々は、
研修に参加するときに「受けさせられている」
という受け身の方が多くいらっしゃいます。

そうなると、
仕事は仕事で、研修は研修でとなり、
仕事と研修をつなげて考えることができません。

本来は、いかに研修で学んだことを
日常の現場の仕事にひも付けられるかが鍵で、
そのために、どんな種類の研修であれ、学ぶことの大切さ、
もっと言えば学ばないとついて行けなくなるよ!
といったことを伝え、本人の成長意欲や危機意識を
喚起することが、初期段階では最も重要になります。

2つ目の柱は、
「プロジェクト型育成」です。

これは内定者なら内定者、
新入社員なら新入社員、はたまた既存社員であれば
役職や立場に関係なく10人くらいのチームになって
プロジェクトに参画してもらう育成方法です。

例えば、
新卒採用のHPをつくるというものであったり、
環境整備や5S運動、
サービス向上のための委員会活動などありますが、

これらを行うことで、
主体性が生まれ、またより周囲との連携が確実に強化されていきます。

3つ目の柱は、
「アウトプット型育成」です。

これは非常にシンプルで
OJTを進化させたものです。

昔と違い現場に新入社員が放り込まれとしたら、
新入社員は、そこで「見て覚えろ」では見ておしまいです。

そこで有効なのが、アウトプットとして、
業務の「マニュアル」をつくるというやり方。

現場で新入社員が先輩の仕事を見て聞いて
マニュアルという形でアウトプットをしていくやり方で、
仕事に対する理解度が格段に上がり、とっても有効です。

予算も時間も限られた中で
人材育成を成功させるために、

上記3つの柱をヒントにされてみてはいかがでしょうか?