2021/01/26
今回のタイトルですが、けっしてドリカムの名曲とは関係ありません。
また、収納する為の空間でもありません。
こんなつまらないオヤジギャグ、、、私の研修でも体験することができます(笑)
私の体験型研修を、何年かにわたり数回受講した人がいらっしゃいました。
なぜ何回も受講するのかを尋ねたところ、楽しみにしているアクティビティがあるとのことでした。
毎回参加メンバーは変わっており、以前に受講した人も他にはいない状況ですが、そのお目当てのアクティビティを一度もクリアしたことはありませんでした。
ルールもやり方もおおよそ把握しているのですが、なかなか課題をクリアすることができません。
結果よりも過程が大事なプログラムだということもあり、振り返りでは次のようなワードが飛び交っていました。
「知っている人(経験者)に頼りすぎた」
「うまく情報を整理できなかった」
「役割が上手く機能してなかった」
「情報共有や認識の齟齬があった」
などなど
毎回、違う気づきを持ち帰っているのですが、
どうしても一度クリアした達成感を味わいたいと参加を続けていました。
自分の体験を伝えることが非常に難しいと感じていたようです。
過去の経験から、頭の中にイメージが出来上がってしまって、
それが自分の当たり前になっているから、それを他者に伝えることが難しい。
と振り返っていたのが印象的でした。
やり方がわかっていても、メンバーが変わると思い通りにいかないこともあるのではないでしょうか。
プロジェクトなどでも、メンバーや環境が変わるとうまく機能しないこともあるのかもしれませんね。
頭でわかっていてもできないこと。
体験するからこそ気づくことがあるのだと思います。
体験型研修の醍醐味ですね。