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岩田 徹

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第267回 苦手を克服する必要はない

2026/01/30

プロ野球、阪神タイガースの前監督であり、現在は顧問を務める岡田彰布さん。
2023年に阪神タイガースを18年ぶりのリーグ優勝、
そして38年ぶりの日本一に導いた方であり、
球団歴代最多の通算551勝を挙げた名監督です。
生え抜き選手中心のチームづくり、若手の積極的起用と育成で、
現在の土台をしっかりと作られた、人材育成にも秀でた方です。
その岡田さんが愛弟子であり鳥谷敬さんと対談。
インコースの打ち方について、
今年のドラフトで2位指名された谷端選手からの質問を受けました。

どんな回答でドラフト2位の選手にアドバイスを送るのか期待していたところ、
岡田さんからの答えは、
「インコースはしかし。。。打てんやつは打てんで。」
とまさかの回答。
隣にいた愛弟子の鳥谷さんも、
「自分は打てなかったのでファウルにしました。」
と回答。
それに岡田さんは、「そうやな。逃げるな。はっきり言うて。」
とテンポの良い会話が続きました。
さらに鳥谷さんが、
「インコースを打てるようにしたら、元々打ててたところが打てなくなる」
と話すと、
「苦手なところを克服しようとする必要はない。」
と岡田さんからアドバイスがありました。

苦手を強く意識すると、どうしても思い詰めてしまいがちですが、
岡田さんの回答を聞くと、ふっと力が抜けるような、そんな気持ちになりました。
もちろん苦手を放置して良いとは言っていないと思います。
苦手を克服しようと躍起になるのではなく、苦手が弱点になる前に交わす術を身につける。
そして自分のストロングポイントを磨き上げる、というように私は受け取りました。

仕事においてはいかがでしょうか?
仲間のサポートを得る。得意なことで補完し合う。便利なツールを駆使する。
様々な方法があると思います。
自身の強み、得意を磨き、苦手とする方の力になる。役に立つ。
その積み重ねが信頼となり、次の仕事につながるのではないでしょうか。

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