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益田 和久

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第159回 ルンバ

2024/03/21

ここのところ頻繁に本メルマガでも書いておりますが、この度拙宅の一部(リビング、ダイニング、キッチン、バストイレ部分)をリフォームしました。
先週も書きましたが、リフォームに伴う仮住まい生活も含めて環境が変わることでいろいろな学びや気づきがあります(詳細は第144回 第145回 第146回 第157回 ご参照)。
その続きになりますが、今回は“ルンバ”が気づきを与えてくれました。

ルンバとはみなさんご存じのロボット掃除機です。2022年末で世界では4000万台、日本国内でも500万台販売されている超人気商品です。
日本の世帯数が5800万超ですので、10世帯に1台くらいは保有している計算になりますね。
ロボット掃除機ということで様々な利点がありますが、
メリットとしては、
①部屋の形状を学習するので効率的に掃除をする(時間短縮)
②アプリと連携しているので音声操作や遠隔操作ができる
③掃除が終わったら自分で収納場所に帰る
その他(一部上位モデルでは)ゴミの収納や進入禁止エリアの設定等もありますが、家事代行という点ではかなりのお役立ちになります。
床掃除は意外に面倒ですからね。

加えて今回ルンバを買って良かったと思ったことがあります。
それは“床に必定以上のものを置かなくなる」ということです。
購入した人からも聞いていましたが、これはその通りでした。
自分で掃除をするときも、家具以外のものは持ち上げたり移動したりしながら掃除をしていますよね。
ルンバの場合は、これらの”障害物“を避けながら掃除をするので、せっかく掃除代行をお願いするのにもったいないです。
それならばいつでも掃除をお願いするのに最適な状態にしておこうという考えに至るのは必然です。
ルンバを買うことで、床にものを置かなくなったり、ソファやラックもルンバが下に入り込んで掃除ができるような高さのものに買うようになったと聞きます(そういった家具も多くなっている気がします)
また、お願いすればいつでも掃除をやってくれるので掃除が好きになりました(笑)
そうすると床がいつも綺麗なので、それ以外の部分のホコリやゴミが気になります。
テレビ台やラックの棚も以前よりこまめに掃除をするようになりました。
掃除代行をお願いすることで、生活環境も生活習慣も変わったことになります。

それでふと思い出したのがオフィスのフリーアドレス化(第155回に投稿)
フリーアドレスにすることで必然的に断捨離やペーパーレスが進むことも同じようなことが言えると思います。
環境やルールを変えることで、当初の目的を果たすこと以上の“副次的効果”に注目することが大事ですね。
例えば健康のために禁酒する場合がありますが、副次的効果としてはお金の節約や“しらふの時間”が多くなり読書や勉強などの時間に充当できるといったこともあります。
そんなこともあり、改めて自分の生活を見直し、副次的効果も含めた環境やルールの設定ができないかなと思案する今日この頃です。