世界の野球において初となる、50本塁打、50盗塁を突破した大谷翔平選手。
もはや、誰もが認める世界ナンバーワンの野球選手ではないでしょうか。
今年度は肘の怪我により、投打二刀流の実現はできませんでしたが、
打者として年間を通じて活躍し、金字塔を打ち立てました。
どこまで世界の野球ファンを楽しませてくれるのか。
今から来シーズンの活躍も期待せずにはいられません。
ドジャース移籍初年度からの活躍で、地元ロサンゼルスでの人気もさることながら、
前所属チームであるエンゼルスファンにも、いまだに愛されているとのこと。
どこに行っても愛される人間性。
それが大谷翔平選手の魅力の一つかもしれません。
直接お会いしたことがないので、
様々なメディアで取り上げられている情報からしか判断できませんが、
野球に向き合う真摯な姿勢。
野球を中心とした食事を始めとした生活設計など、
元々のチームメイトでさえ驚く徹底ぶりだそうです。
野球で結果を残すことで、多くの人が喜んでくれたり、
それまで野球に興味のなかった人にも活躍の情報を届け興味関心を持ってもらったり。
ご自身が何を生業とし、どこに力を注いでいくべきなのかが明確で、
周囲の評価に一喜一憂することなく、己が進むべき道をしっかり進んでいる。
それが大谷選手ではないでしょうか。
大谷選手で有名な、高校時代に書いたというマンダラチャート。
そこにもはっきりと「人間性」を身につけることを明記してあります。
その人間性を身につけるために、
礼儀、思いやり、計画性、感謝、完成、継続力、信頼される人間、愛される人間、
と明確に記載されています。
高校生の時にここまで考えて落とし込めていたことが素晴らしいですが、
記載したことを継続し、奢ることなく謙虚に鍛え続けたことが、
今の素晴らしい成果へとつながっています。
野球は一流だけど、人間性はダメ。
そんな人間だと、結局は周囲から愛されず、一時は良くても転落していくのでしょう。
信頼される人間。
愛される人間。
ビジネススキルを身につけることも大切ですが、
人間性を磨くことはもっともっと大切なのかもしれません。