HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

高松 秀樹

ホーム > 高松 秀樹 > 記事一覧 > 第210回:大変革期の統合協議

第210回:大変革期の統合協議

2024/12/21

「やっちゃえNISSAN」の「やっちゃえ」とは「自分の信じる道に、勇気をもって踏み出そう」という投げかけ。

はたまた、「The Power of Dreams」は直訳しますと「夢のチカラ」ですが、こちらは創業者である本田宗一郎さんの著書「私の履歴書 夢を力に」を由来としているそうです。

そんな馴染みあるキャッチコピーを掲げる両社の「経営統合」が協議されるとのことで、世間は大きな驚きを与えられたことかと。

根強いファンをお持ちの「ホンダ」と「日産自動車」ですが、両社の統合が実現すれば、「世界第3位」の販売台数を誇るグループが誕生することになります。

「スケールメリット」を生かして、「調達コスト」などを下げられることはもちろん、各社が開発競争に鎬を削っている「EV・電気自動車」分野での「技術力強化」が見込まれそうです。

クルマを単なる「移動手段・運搬手段」と考える人たちと、「所有する喜び・愛車」として愛でながら付き合っている人たちとでは、見解が変わってくるのかと思います。

自動車業界の「大変革期」にある現在、今後もさまざまなサプライズが起こりそうですよね。どうなることやら。