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長谷川 満

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第165回 サッカー・アジアカップ日本代表にみる『できる人とできない人』の違い

2024/02/07

今回は、私が大好きなサッカーネタから。

先日、サッカーのアジアカップで、
日本代表はイラン代表に1-2で
負けてしまいました。


日本代表は、
昨年のワールドカップ以降、
調子が良くて、

アジアカップは、
3大会ぶりの優勝を
かけてのぞんだものの

ベスト8での敗退。


日本代表の好調ぶりから
日本国内では、
優勝一択のようなムードでした。


そんな中、ベスト8という結果。


イラン戦敗退後の
各メディアやSNSでの
日本代表への記事は、
アジアカップ前から
ガラッと変わりました。


もちろん、優勝一択のような
期待感が強かっただけに、
ベスト8で敗退というのは、
あまりにも残念でならないという
気持ちは分からないでもないです。


イラン戦敗退後の
各メディアやSNSでの
日本代表への記事を見ていくと、

戦犯探しをしたり、
「森保監督辞めろ」といった
起こったことを批評している
論調の記事を投稿するものがあります。


一方、戦いに負けたので、
原因を探り、
同じことを起こさないために
どうしていくのか?というような
ワールドカップなどに向けた
未来志向の記事を投稿されているものもあります。


日本には、言論の自由があるので、
ある程度、何を言ってもいいのでしょうが、

いろいろな発言を見るにつけ、
『できる人とできない人』の
違いがあるように感じております。


『できる人』というのは、
現状に満足することなく、
常に未来を見据え、
それを創造しようとする姿勢があるものです。


過去の成功や失敗に捉われることなく、
新たなビジョンを描き、
それに向かって進む力を持っています。


なので、『できない人』のように、
ただ起こった事象を分析し
評論するだけではなく、

『できる人』は、
その知見をもとに未来を形作るための
行動を起こすことを意識するものです。


また、『できる人』が行っている
未来を創り出すためには、
革新的な思考が不可欠になってきます。


スポーツもビジネスも、
技術の進化やとりまく環境の変化など、
外部環境は常に変わり続けています。


これらの変化を正確に捉え、
既存の枠を超えた発想や、
従来にはないものを
生み出すことから始まります。


このように考えていくと、
『できる人』は、
起こった過去のことをもとに
しっかりと分析をして、
未来を考え、
ものごとを前進させられる人で、

『できない人』は、
起こった過去のことを
批評するだけの
何も変わらない人ということになります。


『できる人』になるのか、
『できない人』になるのかは、
あくまでも本人の選択によるものになります。