今回は、私自身が保育現場での経験や、
研修というその場で瞬時に信頼関係を築いて場づくりをする必要のある現場での経験で、
学んだことや気づいたことをお話しさせていただきます。
話しやすさのある組織を作る上で必要なことを
2つご紹介します。
まず、
①上司やマネジメント層自身が、自らの気持ちを話す
誰もが話しやすいような場にするためには、
「話してほしい!」と一方的に関わるのではなく、
まずはこちら側からありのままの気持ちを話していくことが大切です。
嬉しい気持ち、楽しかったこと、こんなことがあって、、、などと、
自分の気持ちを伝えていくことで、
その人のパーソナリティを開示していくことができます。
返報性の法則という原理があるように、
人間は、してもらったことは返したくなります。
つまり、自分の気持ちを素直に伝えていくことが
周りの人の気持ちや発言を引き出すことにつながっていくということです。
ここで大切なのは、
緊張、ワクワク、ソワソワ、悲しい、困った、、、
などの気持ちも開示しておくこと。
一見ネガティブな感情でも、その裏には
その人の大切にしている価値観やビジョンが含まれています。
そこも含めて話をしていくことで、
よりお互いのパーソナリティも理解しながら
話をしあえる関係性になります。
次回はもう一つ大切なことをお話しします。