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加倉井 正和

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第20回 キャッチ(catch)

2021/04/27

タイトルのキャッチ(catch)。
英語ではキャッチボールのこと指します。
キャッチボールは和製英語で、キャッチボールをする時には、「play catch」となるようです。

そのキャッチボールですが、
元プロ野球選手の松井秀喜氏は、
「きちんと胸に投げているかどうかとか、キャッチボールを見るだけでチームのレベルが分かった」
と話したことがあるようです。

また、同じくイチロー氏も、
「技術の確認のひとつ」として重要な位置付けをしていたようです。

よく研修でもキャッチボールの重要性を例える場合があります。
それは、「コミュニケーション」です。

「言葉のキャッチボール」と言わるように、
自分が発した言葉が、相手の胸元にきちんと届いているかが重要となります。

研修中に職場環境でのコミュニケーションを振り返ってみると、
「ボールが返ってこない」という声を聞くことがあります。

もしかしたら、「返ってこない」のではく、「届いていない」可能があるのかもしれません。
投げ手側と受け手側、それぞれに認識の違いが生じている場合です。

どんな言葉で言ったのかも重要ですが、
言いっぱなしの場合もあるかもしれませんね。

しっかりと相手に伝わっていなければ、キャッチボールは成立しません。
その為の技術が必要かもしれませんね。
無意識に大暴投をしているかもしれません。

体験型研修では、自分の行動を振り返り、気づきを得ることができます。
自分のコミュニケーション技術を確認するチャンスがあります。
また、自分の行動を変えるきっかけにも繋がります。