女性社員に力を発揮してもらうためには、
今を肯定し、感謝を伝えることが大切
というお話しをしました。
でも、言い慣れていない方は、なかなか言えないかも
しれません。
そこで、今回は、感謝の言葉を習慣化する2つの方法を
お話しいたします。
カンタンですので、ぜひやってみてください。
①「すみません」を「ありがとう」に言い換える
あなたは一日に「すみません」を何回言っていますか?
「すみません」が口癖になっていませんか?
元々は、「自分は、なにもお返しができず申し訳ない」という
深い感謝の気持ちや、
「申し訳なくて、自分の気持ちがおさまらない」という
深いお詫び・謝罪の気持ちを伝える言葉です。
しかし、今では、どんな場面にも使う便利な言葉。
ですので、軽い口調になってしまっていることがあります。
そこで、意識して、場面に応じ、「すみません」を
「ありがとう」に言い換えてみましょう。
「ありがとう」には、絆や信頼形成に関係すると言われる
ホルモンのオキシトシンや、幸せホルモンと言われるセロトニンが
多く分泌される効果があると言われています。
さらに、「ありがとう」を言う人ほど、幸福度が高いとも
言われており、言われた方も同様の効果が得られます。
女性社員と信頼関係を深めるためにも、「すみません」を
「ありがとう」に言い換えましょう。
②買い物時にレジで言う
習慣づけにとっておきの方法をお伝えします。
習慣づけは、日常口に出すことが効果的。
脳内の言葉が書き換わり、習慣化していきます。
私のおすすめの方法は、スーパーやコンビニなど
レジの方に「ありがとう」を言うことです。
これはとても効果的で、続けると習慣化されます。
同様に、謝る場面では、「すみません」ではなく、
「ごめんなさい」を意識して言うことです。
「ごめんなさい」には、罪悪感から解放される効果があると
言われています。
さらに習慣づけの効果を高めるために、
両親や配偶者などに伝えることをおすすめします。
これは効果絶大!
初めは照れや抵抗があり、うまく言えないかもしれませんが、
ぜひ勇気を出して言ってみてください。