不適切保育についての認識を園内で深めるために、
どんなことができるでしょうか。
今回は、実際に行った研修の内容を少しご紹介して参ります。
★自分の幼少期、嬉しい気持ちになった言葉かけや関わり
★反対に嫌な気持ちになった言葉かけや関わり
★保育士になって胸が痛んだエピソード
★自分が言ってしまって後から胸が痛んだエピソード
など、シェアし合いました。
お互いの経験から学ぶことがたくさん。
身近な仲間の事例はイメージがしやすく、
共感しながら学びに活かしやすいですね。
そこから、
”大人も子どもも心地よい保育ってなんだろう”。
という正解のない対話。
それぞれのグループで素敵な定義付けと、
具体的な言葉・関わりが出てきました。
ぎゅぎゅっとハッピー研修では、
講師からの”こうしましょう”や
“これはしちゃいけない!”よりも
受講生からの”こうしたい”を引き出すことを大切にしています。
(前者の形の研修・教育も、時には必要だとは思います)
この研修では”不適切保育”の言葉を一度も使っておりません。
この言葉に引っ張られずに、
本来実現したいあたたかな世界を
思い描いていただきたかったから。
そして、
子どもに対してのコミュニケーションだけではなく、
大人に対しても、
自分自身に対しても、
全てにつながっていると考えています。
“自分が同じことを言われたらどう思うか”、
“大人に対して同じことをするか”、
想像力を豊かにして、
視野を広げていきたいものですね!