HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

益田 和久

ホーム > 益田 和久 > 記事一覧 > 第121回 スポットワーカー

第121回 スポットワーカー

2023/06/29

スポットワーカー(空き時間に様々な仕事を担う人)が急増しているという記事を目にしました。
記事を目にした翌日に朝の報道番組でも特集していたので、今注目の話題なのかもしれません。
スポットワーカー急増の背景には、副業解禁や柔軟な働き方を求めるフリーランスが増えていることもあるようです。
仲介大手事業者の会員登録数は半年で約3割増加し、合計で1千万人を超えました。
コロナ禍の収束で活況を取り戻してきた飲食業は、深刻な人手不足のためスポットワーカーが重要な戦力になってきているようです。

スポットワーカーとしての働き方の魅力は、おそらく「働きやすさ」といったものではないかなと思います。
自由に働く時間や場所を選べることや(事業者に登録すれば)面接も履歴書も必要ないこと、そして賃金も即日振込というのは、短時間労働をしたい人には魅力的。
そして一連の操作がスマホ一つで完結するわけですから、まさにデジタル時代のストレスフリーな働き方だと思います。

事実、事業者に登録している人の4割が正社員として勤務しながら副業で働く人だそうです。
副業は認められているけど、副業としてやりたいことやできることがパッと思いつかない人からすると、渡りに船のシステムかもしれません。
受入企業も飲食店をはじめ、レストランやホテルが着実に増えているようです。
パート・アルバイトの確保にはかなり苦戦している状況を考えると、ピークタイムだけでも働いてくれれば御の字です。
以前の投稿でファミレスのロボット配膳のことを書きましたが、ロボットを戦力にできる企業は限られてきます。
やはりマンパワーが必要になってくるわけですね。

スポットワーカーの仕事は、スキルをそれほど必要としない単純作業が中心になります。
そこで改めて考えたのが受入側の準備です。
やってもらう仕事(作業内容)を明確にしないといけないですね。
それぞれの単純作業が連動していない場合もあります。
またいくらスキルを必要としない場合でも、ある程度のマニュアルや作業手順書は必要だと思います。
また、いつやってもらいたいのかというピークタイムの絞り込みもあるでしょう。
受入側の必要とする時間帯と応募者の希望する時間帯がうまく合致してくれればいいのですが、そう簡単ではないとも思います。

ただこういったことを解消していくのが、デジタルやオンラインなのではないかと思います。
作業を細分化することや時間調整をするソフトはいくつもリリースされています。
作業手順もスマホで撮影出来ますし、マニュアル作成のアプリのようなものもあります。
スマホ一つで気軽に、価値的な働き方ができる。
働く側も雇う側もストレスフリーな進め方ができる。
そういう状況はすぐそこまできていると感じた今日この頃です。