今回のテーマ、
デヴィ夫人が出演している、ほうれん草を食べるCMとは一切関係ありません。
ちなみに、そのCMはUHA味覚糖の「UHAグミサプリ 鉄の女編」になります。
こんなつまらないオヤジギャグ、、、
私の研修でも体験することができます(笑)
ビジネスパーソンの常識「ほうれんそう」。
「報告」「連絡」「相談」のそれぞれの頭文字をとって「報・連・相(ほうれんそう)」。
情報共有のための重要な手段で、上司と部下またはチーム間の現状把握がスムーズになり、業務の効率化が図れます。
そして、「ほうれんそう」はもう古いとされて、
「確認」「連絡」「報告」の「確・連・報(かくれんぼう)」。
部下が自主的に考え上司に確認することで、上司は部下と一緒に業務内容を考える時間が省け、業務の効率化が図れます。
ほうれんそう:連絡・報告・相談
かくれんぼう:確認・連絡・報告
違いは、
「相談」が「確認」になっている点です。
確認・・・実務方法の確認や実践内容を考え上司などに確認すること
報告・・・業務の進捗状況やトラブル発生時に速やかに上司などに報告すること
連絡・・・業務に関連する共有情報を関係各所に連絡すること
相談・・・業務の質問や不明点、自分での判断が困難な場合に上司などに相談すること
「相談」すると、自分で考える能力が衰退するとされ、
「確認」を入れて、自主性を引き出す目的があります。
そもそも、全項目が重要だと考えますが、
その中でも「連絡・報告」が大事ではないでしょうか。
もしかすると、「連絡・報告」の中に、
「確認・相談」も入ってしまうかもしれません。
近年はコロナ禍もあって、リモートワークなどの業務手段が当たり前になってきました。
実際には、コミュニケーションを図りにくい環境という場面もあります。
対面であれば、ちょっとしたことを聞くことも可能ですが、リモートだとチャットツールなどを使うので文字にする必要があります。
内容を考えることの面倒くささや、何度も聞くことがしつこいと感じられてしまうのではないかという遠慮など、そういったものがコミュニケーションを阻害している場合もあるのではないでしょうか。
何か不明な点などあれば連絡ください。
と伝えても、
問題が発覚するまで、連絡も報告もない・・・
なんてことも。
もちろん、自主的に行動できることはとても重要ですが、自主的に行動できない人へは、どのようにアプローチしていくかを考えることも必要かもしれませんね。