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加倉井 正和

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第17回 新入社員の力

2021/04/06

いよいよ4月に入り、新入社員研修の時期がはじまりますね。
企業によって採用特色が見受けられますが、どんな新入社員を求めていますか。

体験型研修の実施中に、人事の方からこんな声をよく聞きます。

「××さんは思った通りの行動だった」
と、狙い通りの採用を確認できた場面

「××さんの意外な一面がみれた」
と、採用活動中には見れなかった意外な一面をみれた場面
もちろんプラス要素の意味合いです。

体験型研修では、参加者の「素」の行動を引き出します。
私はファシリテーターとして「活動しやすい環境」を提供します。

プログラムが進行することで、
徐々にコミュニケーション量が増え、自然と意見が言い合えるような状況になることで、
お互いの理解が進み、同期との絆も深まっていきます。

しかし、主体的な行動が求められている今日、
誰しもが主体的に行動できるとは限りません。

「分からないことがあったら言ってね」
「何かあったら言ってね」
という言葉を使ったことはありませんか。

特に新入社員へ言いがちです。
そして、何も言ってこないという経験はないでしょうか。

その理由の1つとして、
「聞いてくる環境ではない」場合が考えられます。

個人の力を発揮できる環境をつくるのは、
新入社員より先に入社した人の役割かもしれませんね。

体験型研修では、自分の行動を振り返り、気づきを得ることができます。
高いパフォーマンスを発揮した時、その環境に何があったかを分析することもできます。
また、自分の行動を変えるきっかけにも繋がります。