第16回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~
2021/03/28
株式会社ミラーロイド 成田祐基 社長(其の4)
3週にわたり、株式会社ミラーロイド 代表取締役社長の成田祐基様にご協力頂きました。
今週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。
今回の対談で一番印象に残ったことは、「ミラーロイド」という製品に込められた想いと、このプロダクトと共に描く未来のビジョンがとてもワクワクするものだったということです。
世界を写し繋ぐ鏡“ミラーロイド”と共に世界に必要とされ続ける企業を創造する
上記は、株式会社ミラーロイド様のVisionとPhilosophyです。
対談の中で今後の展望もお話し頂きましたが、ミラーロイドと共に創造する今後の世界は、とてもチャレンジングな目標かもしれません。
ただ、このVisionやPhilosophyがビジネスにおいて全ての原動力になっているのではないでしょうか。
あの名著「ビジョナリーカンパニー」に出てくるBHAGという言葉はご存知でしょうか。
「Big Hairy Audacious Goals」の略で、「社運を賭けた大胆な目標」と訳されています。
BHAGは、ビジョナリーカンパニーの成功要因の一つとしてあげられています。
私は、株式会社ミラーロイド様が掲げるVisionやPhilosophyが会社・組織のBHAGとして機能していると感じました。
選択と集中が生んだBHAG
「ミラーロイド」は、代表の成田様が経営者として10年間独自性のあるビジネスを追い求めた結果、生まれたものです。
社名に「ミラーロイド」を掲げるほどですが、1つのプロダクトを選択しそこに集中をすることでワクワクするビジョン(BHAG)を描いています。
ビジョナリーカンパニー著者のジム・コリンズ氏は、BHAGについて以下のように述べています。
「BHAGは人々の意欲を引き出す。人々の心に訴え、心を動かす。具体的で、わくわくさせられ、焦点が絞られている。だれでもすぐ理解でき、くどくど説明する必要がない。」
これは、会社・組織のビジョン、目標として機能するためにとても大切なメッセージではないでしょうか。
人、組織の育成も選択と集中をすることで、具体性が生まれ未来の姿にワクワクする。会社、組織だけでなく、個人にもBHAGは必要なのかもしれません。
今週は株式会社ミラーロイド様との対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けしました。
ご協力いただきました株式会社ミラーロイド 代表取締役社長の成田祐基様には感謝申し上げます。これからの益々のご発展をお祈り申し上げます。
会社情報
会社名:株式会社ミラーロイド
本社:〒107-0062 東京都港区南青山2-22-17 川上ビル4階
事業内容:・スマートミラー製造、販売
・広告関連業務
・アプリ開発、運営