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益田 和久

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第3回 リモートワークだからこそ「3密」のコミュニケーションを

2021/03/25

<リモートワークになって確実に雑談は減った>

リモートワークやオンライン研修が日常化されて、仕事の進め方やコミュニケーションのとりかたも大きく変わりました。


「新しい働き方」は始まったばかりですので、それぞれの現場で試行錯誤をしながら、その職場にあった方法を探っているところだと思います。

その前提を踏まえた上で、研修やコンサルの現場で、よく聞かれるのは「雑談が減ったよね」というコメント。

リモートワークの場合、席が隣の方や同じ島の方と話をするときには、メールやチャットで連絡をしてからになりますし、休憩室や社内食堂で、偶然出くわすこともありません。

リモートワークは、メールやチャット等の「文書コミュニケーション」が主体となりますが、雑談や“ちょっと聞きたいこと”については、「対面」のほうがやりやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。

“雑談”というくらいですから、優先順位は低いのかもしれませんが、雑談から生まれるアイデアや、世間話を重ねることで築かれる人間関係があることも事実です。

こういったコミュニケーションは、今後どうやって図っていくべきなのでしょうか。

<「3密」のコミュニケーション>

コロナ禍になってから「3密(密閉、密集、密接)」のコミュニケーションは回避するようになりました。

オフィスや現場では、頻繁な換気や会議室の人数制限、ソーシャルディスタンスは日常の光景です。リモートワークは、3密回避の有効な手段ですが、先述の通り、雑談等のざっくばらんなコミュニケーションがやりづらいという側面もあります。

そのようなリモートワークの状況でも、うまくコミュニケーションを図っている会社やチームもあります。
具体的には、Zoomやteamsなどのオンラインツールを活用したコミュニケーションになりますが、そこには、違う意味での「3密」がみえてきます。

「密閉」とは、クローズドな空間のコミュニケーションで、個室で話すイメージです。1対1を中心とした少人数の対話になります。
少人数だからこそ、お互いの表情もわかりやすいし、会話もしやすいです。前もって時間を決めているパターンもあれば、当日、関係者がOKであれば適宜開催というパターンもあります。

「密集」とは、にぎわいのコミュニケーションで、大人数が会議室に集まっているイメージです。
多くの方が、オンライン上に集まり、顔を合わせるだけでも、活気が伝わります。
具体的には、朝礼・夕礼になります。
始業時、終業時のケジメもつきますので、気分の切り替えにもなります。
大人数だと相互通行というよりは、式次第の決まった会合形式になりますが、チームや部門の状況も把握できます。

「密接」とは、頻繁なコミュニケーションで、定期的に連絡をとるイメージです。
具体的には、職場リーダーや指導員、メンターと、新入社員、若手社員との1on1ミーティングです。
新人の場合は毎日か隔日、若手だと週に1〜2回、仕事の相談や進捗管理は勿論、気になることなどを話します。
定期的なので、状況(変化)もわかりますし、1回当たり15分を目安にしているので、時間的にも精神的にも負担が少ないです。


以上、オンラインの特性を活かした「3密」のコミュニケーションをご紹介しましたが、どれを取り組む場合でも、最初は違和感もあると思います。
ただ、続けることによって慣れてきますし、自分たちの職場に合った形も見えてくるはずです。取り組みやすいものから、トライしてみてはいかがでしょうか。