HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

加倉井 正和

ホーム > 加倉井 正和 > 記事一覧 > 第15回 多様性

第15回 多様性

2021/03/23

前回、熱量の違いについて書きましたが、
決してどの行動が悪いという訳ではありません。

リーダーシップ研修時によく聞く言葉があります。
「私はリーダーっぽくないので・・・」

大抵この時の言葉は、
「ぐいぐい引っ張っていくタイプ」を指しています。

人には個性があるように、リーダーシップにも個の特性に合わせた違いがあります。
チームパフォーマンスを発揮するには、リーダーの行動だけでなくメンバーの行動も大きく影響します。

どんなリーダーの行動がメンバーに影響を与えるか、
どんなメンバーの行動がチームに影響を与えるか、
それによって、どうのようにチームパフォーマンスが変化するのか。

誰がどんな行動をすれば良いかは、チームによって違います。
リーダーの役割は変わりませんが、
自分の個性やメンバーの個性、チームに合わせたリーダーシップ行動が求められます。

組織は個の集まりです。
目的や目標は同じですが、アプローチ方法には違いがあります。

個がバラバラのアプローチするのではなく、
チームによって共通のアプローチをすることが、
多様性につながるのではないでしょうか。

体験型研修では、自分の行動を振り返り、気づきを得ることができます。
無意識にどんな行動が出てしまっているか、どんな行動がチームへ影響があるかを疑似体験から学ぶチャンスがあります。
また、自分の行動を変えるきっかけにも繋がります。