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長谷川 満

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第92回 管理職者は、自己評価の高い部下に気をつけろ!

2022/09/14

本日のタイトルは、
「管理職者は、自己評価の高い部下に
気をつけろ!」
とさせていただきました。


これは、管理職者が、
部下と人事評価面談だったり、
業務上の面談だったり、
上司部下の関係であれば、

定期的に部下が自己評価する
場面に立ち会うこともあるでしょう。


そんな、部下が自己評価する際、
上司としての管理職者は、

部下の自己評価を
どのように聴かれていますでしょうか?


ただただ聴くだけ?


共感できるところと、
共感できないところがある?


なんで、そんなに自己評価が高いの?

などなど、


上司である管理職者は、
部下が発する言葉を
どのように受け止めているのでしょうか?


私の場合、
部下の話を聴きながら、

共感できるところと、
共感できないところがないかを
確認していたり、

部下の自己評価については、
低い場合は、そんなことないのにな~
と思っていたり、

逆に、自己評価が高い場合、
なんでそんなに自己評価が高いのか?
と思っていたりします。


仕事ができて、自信があって、

結果、自己評価が
高くなるのであれば、
言うことはないのですが、

自己評価が高い人は、
往々にして、

自分が思っているほど
仕事ができていなかったりする
傾向があります。


一方、自分を謙遜している部下は、
自分が思っている以上に
仕事ができたりします。


ここが面白いところで、
自己評価が意外に低い部下は、
仕事ができる傾向にあり、

自己評価が高い部下は、
仕事があまりできない傾向にあったりします。
(もちろん全てではありませんが)


なぜ、こんなことが
起こってしまうのか?


それは、自己評価が高いということは、
これ以上成長しなくてもOKということを

どこかで感じているのではないでしょうか?


もし、自分はまだまだと思っていれば、
謙虚になれ、
自己評価は、まわりが思っているほど
高くないものの
伸びしろが大きいのです。


自己評価が高い部下には、
自分自身のことを
分かってもらう必要があり、

そのためにも、部下のプライドは
傷つけない程度に、

部下としっかり向き合いながら、
厳しいこともしっかりと
伝えていく勇気を持たないと、

部下が変わるきっかけを
提供できなくなってしまいます。