社員の皆さんに、
「何のために働いているの?」 と、働く意味をお聞きになったことはありますか?^^
『働く』とは、
はた(周囲)を、らく(楽)にすることです。
らく(楽)とは、「喜んでもらう」、「お役に立つ」ということです。
「周囲の役に立ち、喜んでもらう」ということが働くことの本来の意味ですね。
社員さんの持っている能力を誰かの役に立たせる。
人それぞれ得意なことが違い、
誰もが、必ず得意な事があるはずです。
それは、決して仕事のスキル面だけではなく、
周囲を和ませたり、和を保つ役割を果たしていたり、
人への気遣いや配慮が良くできたり、
その「得意」(能力)を見つけてあげることが、まさにリーダーの役割でもあります。
その「得意」を生かしてあげることで、社員さんも生き生きと働くことができますね。
働く目的が、
仮に、「お金を稼ぐため」や、「生活のため」だけに働いているとしたら
仕事に楽しみややりがいを見出せないばかりか、
いつしか目が曇り、『本来の役割』を果たせないまま、仕事をこなすだけの日々を送ってしまいかねません。
周囲の方々に、また、お客様に喜んでいただけるための振る舞いや行動を促し、
それをした後に、必ず誉めて認める。
そんなことを繰り返すうちに、働く目的も、変わっていくかもしれません。
「何のためにこの仕事をしているのか」
「この仕事を通じて自分はどのような役割が果たせるのか」
「自分の存在が周囲の人のどのような影響を与えるのか」
というようなことを考え、気づかせてあげる機会を与えてあげることが大切です。
人は本来、誰かのお役に立てていることに喜びを見出します。
「自分の存在が誰かのお役に立てている」
「自分のすることで喜んでいただいている」
ということを
一つでも多く実践してもらえるように、リーダーが働きかけることです。
そのために、
「何のために働いているのか」
「自分の存在が人にどのような影響を与える人になるのか」
ということを考える時間を与えることがとても重要です。
自分の使命や本来の仕事の目的を見つけたら、水を得た魚のごとく生き生きと変貌し、
本人さえ気づかなかった、眠っている能力までもが出てくるかもしれません。
多くの場合、本来の眠っている才能、能力に気づかれていませんし、
リーダーも引き出せていないことが多いです。
まずは、仕事を通じて『喜んでいただくための自分を作る』
ことへの意識を高めることが大切です。
何のために働いているのか・・・。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。