「ホンダ」がテレワークを撤廃したことが注目されています。
全従業員を対象に、5月の連休明けからコロナ前と同じように週5日間の勤務を「強制出社」する勤務体系に切り替えたようです。
2020年4月から全社的に実施していたテレワークの導入、2020年10月には通勤手当の固定支給も廃止し実費精算に切換え、1日あたり250円の在宅勤務手当なども設けるなど、働き方の多様性に対応できるよう進めていたものを手放すことにしたのです。
「脱エンジン」を宣言し、「第二の創業期」を迎えているなか、社内に「対面のコミュニケーション」を増やし、「組織の活性化」をはかることが狙いだとのこと。
また、2022年10月からは金曜日を半日労働として週休2.5日へと変更することも検討しているようですが、1日の勤務時間は現在の8時間から1時間延長しの9時間労働とすることで、給与体系までを変更することは考えていないようです。
Web上では、
・テレワークより現地現物を重視する働き方にいち早く戻すなんて、いかにもホンダらしい
・実際、テレワークで生産性があがっている大企業がどれだけあるんだろう?
・対面文化、電車通勤の日々こそが、脳に刺激をもたらし、新しいアイデアを生み出していたはず
・日本のオジサンたちには、テレワークはできない。。管理職層は仕事の指示ができないどころか、彼らはオンラインでのコミュニケーション手法もままならない、、
・全従業員を対象にするなんてアホすぎ。全員平等なんてことを気にしすぎる、まさに変わることのできない日本企業の代表や
などなど、様々な声があがっています。
これからのホンダが、どのように多様性、持続可能なビジネスに対応していくのか注視したいですね。