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岩田 徹

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第71回 善行

2022/04/22

今シーズンから大リーグ、シカゴカブスへ移籍した鈴木誠也選手。
開幕からヒットや打点を重ね、好調なスタートを切っています。
日本代表の4番として、大リーグでも暴れてもらい、
日本野球のレベルの高さを証明していただきたいと応援しています。

その鈴木誠也選手。
ネクストバッターズサークルで散乱していた
滑り止めスプレーを整理整頓する姿がフォーカスされていました。
アメリカのファンはその行動を称賛。
それが日本的な行動として褒め称えられているのは、
日本国民として嬉しく思いますし、誇りに思います。

しかしこの行動、張本人の鈴木選手にとっては当たり前の行動であり、
いつも通りの行動でした。
それもアメリカだから、という訳ではなく、
日本にいる時から行っていた普通の行動です。
実際に日本にいる時に鈴木選手はこう答えていたそうです。
「打席に入る前は不安になるので、ネクストバッターズサークルに入った時、
スプレーなど散らばっているものを綺麗にします。
良いことをしたから打てるかな、と。
ちゃんと綺麗にして、『よし!良いことをした。打てる!』と思って打席に入れます。」

鈴木選手ほどの打者でも、打席に入る前は不安になるもの。
野球の神様が見ていたら打たせてくれるかもしれないと
験担ぎの意味合いもあるそうです。
因果応報。
善い行いを積み重ねて運を呼び込みたいですね。

〜中小企業の採用・育成のヒント〜

次に利用する方が気持ち良いように、使いやすいように、
仕事に取り掛かりやすいように。
そして、どこに何があるかがわかるように。
周囲への配慮ができる人との仕事は心地よいものですね。
私自身もそうありたいと、改めて自身の行動を振り返りたいと思います。