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長谷川 満

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第70回 中小企業の人材採用担当者に必要な〇〇力!

2022/04/13

中小企業の人材採用担当者というのは、
「プロデューサー気質」を
持つことが大事だと常々感じます。

プロデューサー気質というのは、
私なりの定義としては、

世間であまり注目されていないものを
伝え方を工夫しながら世の中に出して、
ヒットさせることとしております。

これを、人材採用担当者に
置き換えると
出身校や所属していた会社に
とらわれることなく、

応募者の能力や才能などを
見極めることができ、

入社後に活躍する
道筋を手がけることと
考えています。

それで、このプロデューサー気質
を身につけようと思ったら

どんなことを普段から
意識しておけばいいかと言うと、

タレントや芸人、スポーツ選手、
ものや会社など、

現時点では、
ヒットしていないものの
これから成長したり、
伸びたり、ヒットしたりすると感じたものを
追っかけることです。

私の事例で言えば、
独立する前は、
4社の会社を
経験しているのですが、

いづれの会社も
入社した当時は、
ベンチャー企業と言われていて、

ふたを開けてみると2社が上場、
1社が就職ランキングでも
上位に入るような会社に
なっています。

転職した時は、まわりからは、

「なんでそんな会社に転職したの?」だったり、
「宗教の会社?」など

いろいろと揶揄されることが
多かったのですが、

結果、いづれの会社も
有名になっていくにつれて

揶揄していた人たちは、
手のひらを返したように、
「いい会社に入ったなぁ~」だったり、
「すごい会社だね~」というような
評価に変わりました。

多くの人は、
肩書きや会社名、出身校などの
見た目の先入観で
ものごとを判断することが
多いのでしょうが、

中小企業の人材採用担当者においては、
お金も、知名度もないので、

「プロデューサー気質」で、
応募者を見極める力は、
持っていたいものです。