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加倉井 正和

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第9回 当たり前の当たり前

2021/02/09

今回のタイトルですが、
藤田まことが胸元から出すクラッカーのことではありません。
また、実の兄弟で子供のころから漫才をしているコンビでもありません。
こんなつまらないオヤジギャグ、、、私の研修でも体験することができます(笑)

今回は「当たり前」について考えてみたいと思います。

このコラムでいえば、更新日が決まっていますので締め切り日というのものが存在します。
最初は守っていたのですが、何かと忙しさにかまけて期限を過ぎてしまうことがあります。

一度期限を過ぎそうな時に、担当者へ連絡を入れたら、「大丈夫ですよ」との返答が返ってきました。

その体験をしたことで、自分の中で「まだ大丈夫」という自分勝手なラインが生まれてしまいました。
その後も何度か、「自分勝手ライン」で提出しています。
(本当に胸が痛いです。すみません。)

そういったように、いつしか変化した「当たり前」ってありませんか。

新入社員の時、元気よくしていた「おはようございます」。
結婚当初、目を見て対面で言っていた「行ってきます」と「ただいま」。
食卓に、準備されている食事への「ありがとう」。
などなど。

時間が経過することで、伝え方が変化していることもあるかもしれません。

自分では「当たり前」と思っていることも、他者からみれば「当たり前」ではないことも多くあるのではないでしょうか。

「言った、言わない」ではないですが、
仕事でもそれが原因で伝わらないこともあるかもしれませんね。

体験型研修では、自分の行動を振り返り気づきを得ることができます。
知らぬ間に変化している自分の「当たり前」に気づくチャンスがあります。
情報の一方通行を見直すきっかけになるかもしれません。