前々回、前回から、実践を継続する秘訣、三日坊主にならないための方法をお伝えしています。
ここでは4つ目の
「関係の質を高める」です。
上司と部下の関係は親子関係に似ていると思います。
子供は親に誉めてもらいたくて頑張りますし、
親の喜ぶ顔が見たくて良いことをしようとするものです。
社員もそうです。自分の存在価値を認めてもらいたくて、関心を持ってもらいたくて
がんばっているというところがあります。
そんな中、普段から部下に対して
関心が薄かったり、コミュニケーションが不足していると
思わぬ事態が起きてしまいかねません。
さて、ここで質問です。
部下との関係を築くうえで
次の2つのうち、
どちらの方が関係の質が築けるのでしょうか。
①5分とか10分と時間は短いけど頻繁に接点を持つ機会を作る
②数か月に一度でも、長時間の時間を確保する
さぁ、いかがでしょうか。
答えは
①です。
例え時間は短くても頻繁に言葉を交わす方が関係の質が高まります。
あなたはいかがでしたか?
あなたはどのように関係の質を高めていますか?
日頃から、部下とのコミュニケーションがとれていれば
それが実践の継続に深くかかわります。
部下の変化に気づき、部下の頑張りを見ているからです。
この関係の質が高まることで
社員、部下たちは安心して実践を継続していくでしょう。
『自分の成長を望んでくれている上司がいる』
『自分の成長を喜んでくれる上司がいる。』
これが
三日坊主にならず
実践が継続できる最も重要な秘訣です。
振り返りましょう。
①実践しやすい環境づくり
社員スタッフの努力やすることに応えるということでした。
社内全体で実践している。(何勝手にやってるの?じゃない!!)
経営者や上司も参加している、常に関わっているという姿勢を見せていくということです。
②率先垂範
社員がやれば良い、ではなく、上司自ら率先して手本となる実践をする
ということでした。
実践しない部下に対して、決して注意や不満を言わないことでしたね。
やろうとしているのに、注意した時点で、やらされ感に変わるからでした。
③誉認励の法則
「相手を理解し、無限の可能性を信じる」
相手を受容し、存在を承認する ということです。
上司からの承認が、実践を継続させる原動力になるということでした。
そして
④関係の質を高める
日頃から部下とのコミュニケーションを図り
部下の変化に気づき、部下の頑張りを見ている
ということが実践継続を加速させていくということでした。
あなたは部下とのコミュニケーション、とれていますか?
実践が継続できる秘訣 三日坊主にならない方法を
3回に渡ってご覧いただきました。
ありがとうございました。
次回は部下との関係の質を高めていくための
信頼関係を築いていく3つのポイントをお届けして参ります。