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長谷川 満

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第4回 業績を上げる人事戦略

2021/01/06

スピード感をもった人事の仕組み化を実現をする重要な第一段階!

今回は、「どのように人材育成や理念浸透の仕組み化していけば良いか?」の
【1段階】(1年目)外部の専門家や専門会社から徹底的にパクる
について、書かせていただきます。

【0段階】「理念やビジョン、経営戦略、経営方針などを整備すること」ができたことを前提に、
【1段階】(1年目)「外部の専門家や専門会社から徹底的にパクる」に入りますが、
この【1段階】は、【2段階】(2年目)、【3段階】(3年目)をステップを踏んでいく第一段階ですので、スピード感をもって仕組みづくりをしていくのに、とても重要な段階と言っても過言ではありません。

【2段階】(2年目)「1段階で導入したものを自社に合うか合わないかを検証し、合うもののみ残す」
【3段階】(3年目)2段階で合うもののみ残したものを徹底的にやり続ける」

シンプルに言いますと、現代の世の中は、情報にあふれている時代なので、自社の人事の仕組み化を実現したければ、世の中にある有益な情報をお金を払ってでも取り入れて、スピード感をもって仕組み化をしていくというイメージです。

このことを反対から見ていくと、人事の仕組み化がなかなか進まないのは、常に我流で、全体観をみずに部分最適になってしまっているということです。

実際、私自身も、前職時代、人事マンになりたての頃は、何でも自分でやろうとしていて、人事の仕組み化を実現するには時間がかかりすぎていました。

ところが、人事マンになってしばらくしてから、幸いに、人材採用や人材育成の外部の専門家と仕事をすることができ、どのようにすれば人事の仕組み化が実現できるかを目の当たりにして、それまでの苦労が嘘のように、スピード感をもって仕組み化されていきました。

最後に、ひとつだけ注意点がありまして、それは「徹底的にパクる」ことに躊躇しないことです。
「徹底的にパクる」ことに躊躇するのは、何でも自分でやらないと気がすまない人が陥りがちなのですが、中長期的視点に立てば、今抱えている課題を早急に解決して、仕組み化を実現した方が、本業にもっと専念できることになるので、「徹底的にパクる」ことがどれだけ有益なことかが理解していただけると思います。

次回は、人事の仕組み化を自社オリジナルにしていくステップをお伝えいたします。