前回は
「実践+振り返り」の大切さをお話しました。
いくら著名な講師や偉い大学教授の講義を受けたとしても
実践しなければ、聞いて終わり、観て終わりになって、いつしか忘れてしまう・・・
そうならないためにも
やはり、一つでも「実践する」ということを習慣づけることがとても大切なんですね。
しかし、
ここで、注意するべきことがあります。
例えば、
会社で「気持ち良い挨拶をしよう!」という実践をすることになったとします。
でも全員が一斉にするとは限らないんですね。
する人もいれば、他人の動向を見ている人もいる。
誰かがしだしたら、自分もする・・・という感じですね。
実践のスタート時期は様々であったとしても、しない人も中にはいます。
そうなると、
つい、「何故しないのか」と、口出しをしたくなりますね。
ここで、グッと我慢なんです。
言われたら、その場はしますが、自らしようとしないと、全く「実践」の意味がありません。
「2:6:2の法則」はご存知でしょうか。
2割の人は「実践する」んです。6割の人は他人の動向を見てどっちにでもつける人たちです。
後の2割は「しない」
そう思ってみていくと、
実践しない人がいても、普通だということです。
これまでの私の20年の経験からも、最初の2割の人が、6割の人を引っ張ってくれます。
そして、後の2割の人も、
なんとなくしなければ浮いた感じになるので、仕方なく、といってはなんですが、
やりだしていきます。
それぞれのレベルは違えども、
「やっている」
または「やろうとしている」というところを見ることが大事です。
会社で今月は「○○しましょう」など
スローガンを掲げる会社もありますが、
実践する人、しない人がいて当然なんですね。
では
どうやったら、やろうという気にさせられるのでしょうか。
実践するだけで一流人になるの!?
そんな疑問もあるかもしれませんね。
次回では、実践しようと思えるようにするにはどうすればよいのかをお話していたいと思います。