転職フェアで気付いた、エンジニアが本当に求めているもの
2026/06/12
先日、typeエンジニア転職フェアONLINEに参加し、多くのエンジニアの方とお話しする機会がありました。
私はIT企業を経営していますので、普段から採用面談やキャリア相談を行っています。
しかし、転職フェアには普段とは少し違う空気があります。
転職を真剣に考えている方もいれば、なんとなく情報収集に来た方もいる。
今の会社に不満があるわけではないけれど、将来に漠然とした不安を感じている方もいる。
そんな様々な方々とお話しする中で、あることに気付きました。
それは、多くの人が「転職先」を探しているのではなく、「安心できる未来」を探しているということです。
本当に多かったのはキャリア相談だった
転職フェアというと、
「どんな案件がありますか?」
「年収はいくらになりますか?」
そんな話が中心だと思われるかもしれません。
もちろんそういった質問もあります。
しかし実際には、
「今のスキルでこの先やっていけますか?」
「AIが普及したら自分の仕事はどうなりますか?」
「運用保守を続けていますが、このままで大丈夫でしょうか?」
「今の年収は適正なのでしょうか?」
といった相談の方が圧倒的に多くありました。
私はこれを聞きながら、皆さんが求めているのは転職先ではなく、自分の現在地を知ることなのだと感じました。
情報が多い時代だからこそ不安になる
SNSを開けば、
「年収1000万円達成」
「副業で月100万円」
「AIで仕事がなくなる」
「30代でFIRE」
そんな刺激的な情報が毎日のように流れてきます。
もちろん参考になる情報もあります。
しかし、その一方で他人と比較してしまい、自分のキャリアに自信が持てなくなる人も少なくありません。
今回お会いしたエンジニアの皆さんは、とても真面目で努力家の方ばかりでした。
それでも、「このままでいいのだろうか」という不安を抱えている。
それだけ変化の激しい時代になったのだと思います。
正解を求めるより、対話することが大切
今回の転職フェアで改めて感じたのは、多くの人が「正解」を探しているということです。
「今のスキルで大丈夫なのか」
「このまま今の会社にいていいのか」
「AI時代に何を学べばいいのか」
誰もが将来に対して少なからず不安を抱えています。
しかし、私はこれまで多くの方と面談してきた中で、キャリアに絶対的な正解はないと感じています。
開発を極める人もいれば、マネジメントに進む人もいる。
インフラを突き詰める人もいれば、コンサルタントになる人もいる。
どれもその人らしい選択であり、正解です。
実はこれは経営者も同じです。
会社をどう成長させるのか。社員にとってより良い環境をどう作るのか。
家族との時間をどう確保するのか。
そして自分自身はどんな人生を送りたいのか。
私自身も日々悩みながら進んでいます。
年齢を重ねるほど、むしろ考えることは増えている気さえします。
だからこそ大切なのは、一人で悩み続けないことではないでしょうか。
転職するかどうかは別として、社外の人と話してみる。違う価値観に触れてみる。
自分の考えを言葉にしてみる。
それだけで見える景色が変わることがあります。
悩みがあることは決して悪いことではありません。
それは、自分の人生やキャリアに真剣に向き合っている証拠なのだと思います。
おわりに 〜自分らしく働ける未来を探して〜
今回の転職フェアを通じて改めて感じたのは、人は仕事を探しているのではなく、自分らしく働ける未来を探しているということです。
もし今、キャリアについて悩んでいる方がいるなら、一人で抱え込まないでください。
誰かと話すだけで見える景色が変わることがあります。
私自身も、多くの方との対話から学ばせていただいています。
これからも、一人ひとりの働き方やキャリアについて真剣に向き合っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。